
こんにちは。はせがわファミリー歯科です。
歯科医院で患者さんとお話ししていると、
「毎日歯磨きしているのにむし歯になる」
「歯周病になりやすい体質なんでしょうか」
というご質問をいただくことがあります。
もちろん歯並びや唾液の量など、生まれ持った要因もあります。
しかし実際には、むし歯や歯周病になりにくい方には共通した生活習慣があります。
お口の健康は、毎日の小さな積み重ねによって大きく変わります。
今回は、むし歯や歯周病を予防するために大切な生活習慣についてご紹介します。
だらだら食べ・だらだら飲みをしない
むし歯の原因となる細菌は、糖分をエサにして酸を作り出します。
この酸によって歯が溶かされる状態を「脱灰(だっかい)」といいます。
実は問題なのは、お菓子を食べる量だけではありません。
食べる回数や時間も大きく関係しています。
例えば、
・仕事中に甘い飲み物を少しずつ飲む
・飴を長時間なめる
・お菓子を何回もつまむ
といった習慣があると、お口の中が酸性の状態になる時間が長くなり、むし歯のリスクが高くなります。
むし歯になりにくい人は、食事やおやつの時間を決めていることが多いのです。
寝る前の歯磨きを大切にする
一日の歯磨きの中で最も大切なのが寝る前の歯磨きです。
睡眠中は唾液の分泌量が大きく減少します。
唾液には細菌を洗い流したり、歯を修復したりする働きがありますが、寝ている間はその働きが弱くなります。
そのため、磨き残しがあると細菌が増殖しやすくなります。
特に歯と歯の間や歯ぐきの境目は汚れが残りやすいため、
・歯ブラシ
・フロス
・歯間ブラシ
を組み合わせることが理想的です。
フッ素を上手に活用する
フッ素には、
・歯を強くする
・再石灰化を促進する
・むし歯菌の働きを抑える
という効果があります。
近年では「フッ素は子どもだけのもの」ではなく、大人のむし歯予防にも重要であることが分かっています。
特に歯ぐきが下がり始める40代以降では、歯の根元のむし歯(根面う蝕)が増えてきます。
毎日のフッ素入り歯磨剤の使用は、年代を問わず大切な予防習慣です。
お口だけでなく身体の健康も大切
歯周病は細菌感染による慢性炎症です。
そのため、
・睡眠不足
・喫煙
・ストレス
・糖尿病
・運動不足
なども歯周病のリスクに関係しています。
特に喫煙は歯周病最大の危険因子の一つといわれています。
また、睡眠不足やストレスによって免疫力が低下すると、歯ぐきの炎症も悪化しやすくなります。
お口の健康は、全身の健康状態を映す鏡でもあるのです。
定期的に歯科医院でチェックを受ける
むし歯や歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。
痛みが出た時には進行していることも少なくありません。
予防が上手な方ほど、痛くなる前に定期検診を受けています。
定期的なメンテナンスでは、
・むし歯のチェック
・歯周病の確認
・歯石除去
・ブラッシング指導
などを行い、問題が小さいうちに対応できます。
「悪くなったら治す」から「悪くならないように守る」へ。
これが予防歯科の考え方です。
志木駅周辺でむし歯予防・歯周病予防に取り組みたい方へ
むし歯や歯周病は、一度治療して終わりではありません。
再発を防ぎ、生涯にわたってご自身の歯を守るためには、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスが大切です。
はせがわファミリー歯科では、志木市をはじめ、朝霞市や新座市などからも多くの患者さんにご来院いただいています。
私たちは「痛くなったら治す歯科医院」ではなく、「痛くならないために通う歯科医院」を目指し、お子さまからご高齢の方まで、ご家族皆さまのお口の健康をサポートしています。
志木駅南口から徒歩約10分、駐車場も完備しております。むし歯予防や歯周病予防、定期検診について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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エビデンス・参考文献
むし歯は糖分摂取の頻度と強く関連しており、世界保健機関(WHO)は砂糖摂取量の制限を推奨しています。
また、フッ化物配合歯磨剤の継続使用はむし歯予防に有効であることが数多くのシステマティックレビューで示されています。
歯周病については、喫煙や糖尿病が主要な危険因子であり、定期的なプロフェッショナルケアとセルフケアの併用が歯周病予防に有効であることが報告されています。
【参考文献】
・World Health Organization. Guideline: Sugars Intake for Adults and Children. 2015.
・Marinho VCC, et al. Fluoride toothpastes for preventing dental caries in children and adolescents. Cochrane Database Systematic Reviews.
・日本歯周病学会 歯周病患者における診療ガイドライン
・Tonetti MS, et al. Journal of Clinical Periodontology. 2018
・厚生労働省 e-ヘルスネット「むし歯予防」「歯周病予防」



