
1. 「寝ているときの食いしばり」自覚のない人がとても多い理由
最近、「朝起きると顎が重い」「肩がこる」「頭が重い」と感じる方が増えています。
その正体が “無意識の食いしばり” であることは、志木や朝霞、新座から通われる患者さんでも非常に多く見られます。
実は、食いしばりは 自分では気づきにくいクセ の代表格です。
寝ている間は意識のコントロールが効かず、
日中でもスマホ作業・緊張・集中などの場面で無意識に顎へ負担がかかります。
「私は食いしばりはしていないと思います」と来院された方でも、
診察すると
- 歯のすり減り
- 歯の根元の欠け
- エラの張り
- 頬の内側の歯列跡
- 舌の側縁のギザギザ
など、食いしばりの痕跡がはっきり残っているケースは少なくありません。
2. 食いしばりが引き起こす“ゆっくり進むトラブル”
食いしばりが続くことで、身体のあちこちに負担が広がります。
- 歯が割れやすくなる
歯の根に大きな力がかかるため、
「大きなむし歯がないのに歯が割れた」というケースもあります。
- 顎関節の疲れ・痛み
朝から顎が重い、口が開きづらいなど、
顎関節症の入り口になることも。
- 頭痛・肩こり
顎の筋肉(咬筋・側頭筋)は首や肩とつながっており、
こりや偏頭痛の原因になります。
- 見た目の変化(エラの張り)
噛む筋肉が発達し、フェイスラインが四角く見えたり、
左右差が目立つこともあります。
- 歯ぐきの退縮
力に弱い部分から歯ぐきが下がり、知覚過敏につながることがあります。
こうした変化は一気に起こるのではなく、
数年単位で少しずつ進行するのが特徴です。
3. 長谷川院長が得意とする「食いしばり調整治療」
──達人にしかできない“微細な噛み合わせ”の見極め
志木・はせがわファミリー歯科では、
食いしばりへのアプローチを 「食いしばりの原因を整える」 という視点で行っています。
中でも特徴的なのが、
長谷川院長による“噛み合わせの微調整” です。
歯の高さのわずかな段差や、噛んだ瞬間の強い当たりは、
無意識の食いしばりを悪化させます。
しかし、それを見極めるには
“触って・見て・聞いて・動きを読み取る” 緻密な診断が必要です。
多くの患者さんから
「調整後、朝の顎のだるさがなくなった」
「頭痛が減った」
「マウスピースに頼りきりではなくなった」
という声が届くのは、この“微調整の精度”の高さゆえ。
これは、長谷川院長が
長年の臨床経験の中で積み重ねてきた技術であり、
まさに “食いしばり調整の達人” といえる理由です。
4. 当院が大切にしている「食いしばりの予防歯科的アプローチ」
① 噛み合わせの当たりのチェック
食いしばりを助長している箇所を丁寧に見極めます。
② マウスピース(必要な場合)
力を逃がし、歯や顎を守る働きがあります。
院長調整のマウスピースは、着けて違和感が少ないのが特徴。
③ 舌・頬・姿勢のクセの確認
スマホ姿勢や噛み締め姿勢を一緒に分析していきます。
④ ストレス要因のヒアリング
仕事・育児・スポーツなど、精神的負担と食いしばりは深く関係します。
予防歯科の視点では、
「治療」よりも「原因の可視化」こそが本質です。
5. 今日からできる“食いしばりをゆるめる習慣”
① 「歯を離す」を意識する
日中は上下の歯が軽く離れている状態が正常です。
仕事中にふと肩に力が入るときは、まず歯を離してみてください。
② ストレッチと呼吸
肩・首のストレッチや深呼吸は、顎の緊張もほぐします。
③ 寝る前のスマホを減らす
強い光や緊張状態は、夜間の噛み締めを悪化させます。
④ 冷やさない
筋肉を冷やすと緊張が強くなります。温めるのが効果的です。
6. 院長・長谷川先生からのメッセージ
食いしばりは“努力”や“意志”で止められるものではありません。
だからこそ、あなたの生活と噛み合わせの両方から丁寧に寄り添うことが大切です。
噛み合わせの微細なズレや、日々の緊張、生活習慣──
そのどれかが少し変わるだけで、症状が大きく軽減することがあります。
志木・はせがわファミリー歯科は、
“予防歯科の視点で原因を探し、未来のトラブルを防ぐ”ことを使命としています。
朝の顎の重さ、歯の違和感、肩こりなどでお悩みの方は、
どうぞ気軽にご相談ください。
あなたが今より楽に、自然に過ごせるよう、お手伝いできれば嬉しく思います。




